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化けの皮

化けの皮 (Bunkasha comics)化けの皮 (Bunkasha comics)
(2005/07/29)
戸田 誠二

商品詳細を見る

今回紹介するのは、戸田誠二先生の「化けの皮」(ぶんか社 全1巻)です。

「化けの皮」は、以前紹介した「唄う骨」と対になっている本で、短編全4話が収録されています。今回は表題作「化けの皮」を紹介してみたいと思います。

鷹(おう)は恋人である春蘭に「そろそろ一緒に暮らしてみないか?」と提案し、2人で住むための部屋を探し始めるが…

ある夜、鷹の家に一人の女性が訪ねてきて、わけあって家を逃げてきたので一晩だけ泊めてほしいと頼んでくる。

鷹は彼女を家に泊めてあげるが、それからというもの鷹は徐々にやつれてきてどうも様子がおかしい。

それを不審に思った春蘭は、鷹のために作った器を見せに行くという口実で彼の家を訪れる。

すると、死んだ女性の皮をかぶった鬼が鷹と交わりをもっているところであった。

春蘭は道士に頼んで鬼を退治してもらうが、退治する途中で鷹が殺されてしまう。

なんとか鷹を生き返らせたい春蘭は、それができる道士にお願いする。しかし、物乞いに扮している彼は、春蘭に嫌がらせともとれることをさせ、最終的には彼女が隠していた人殺しのエピソードを大衆の前で話させた。

そのおかげで鷹は生き返ることができたが、化けの皮をはがされた彼女は、投獄されてしまう…。


というお話です。
鬼が人の皮をかぶる、善良に見える人が殺人者の皮をかぶる、有能な道士が物乞いという皮をかぶっている、というように「化けの皮」がいたるところに出てきます。
人間誰しも化けの皮をかぶっているのかもしれませんが、何事も見た目で判断せず、真実を見極めるようにしたいものです。そうは言っても実際には騙し騙されになってしまうのですが(笑)。

この短編集には他に「大きなかぶ」「春香伝」「金の刀」が収録されています。
「化けの皮」は、「唄う骨」とは違い、古代の日本・中国がモデルになっています。グリム童話とはまた違った見方で人間の醜いところを捉えており、示唆に富んだ作品だと思います。

現在「化けの皮」は、前に紹介した「唄う骨」と一緒に「グリム奇譚」として1冊にまとめられているのでそちらが手に入れやすいと思います。未読の方はぜひ一度読んでみて下さい。
戸田誠二作品集 グリム奇譚 (ぶんか社コミックス)戸田誠二作品集 グリム奇譚 (ぶんか社コミックス)
(2012/03/07)
戸田 誠二

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戸田誠二先生の他の作品↓
「ストーリー」
「説得ゲーム」
「WOMAN」
「東京メイト」
「音楽と漫画と人」
「唄う骨」
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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

tag : 戸田誠二

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